こんにちは、ひかるです。
人は誰しも悩みの一つや二つありますよね?
顔や体型など身体的な悩みや、自分のようなコミュ障やあがり症などの精神的な悩み・コンプレックスなど。
軽い悩みなら上手に付き合っていけばいいですが、重い悩みは出来れば軽くしたいものです。
アドラー心理学の入門書「嫌われる勇気」の中で、この考えは心が軽くなるなと思ったのでご紹介します。
アドラー心理学とは
アドラー心理学(アドラーしんりがく)、個人心理学(こじんしんりがく、英: individual psychology)とは、アルフレッド・アドラー(Alfred Adler)が創始し、後継者たちが発展させてきた心理学の体系である。個人心理学が正式な呼び方であるが、日本ではあまり使われていない
引用:Wikipedia
心理学の三大巨頭(フロイト・ユング・アドラー)の一人アルフレッド・アドラーが創始した心理学です。
日本では、アドラー心理学の入門書「嫌われる勇気」で広く知られることになりました。
こちらの書籍ではアドラー心理学について、実践する哲人とそこに訪れる青年との対話形式でまとめられています。
哲人に対抗する形で青年が問いかけているので、青年=自分と捉えながら読んでいくと楽しく読み進められるかと思います。
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「対人関係論」で気付いた、心が軽くなる考え方
アドラー心理学は、目的論など今まで考えたことがないような考え方があって面白いんですが、ここでは対人関係論についてご紹介します。
アドラーは、
「すべての悩みは、対人関係の悩みである」
と断言しています。
どういう事か分からないかと思いますが、「嫌われる勇気」を読んでいて核心を突いた内容だなと感じたのは、
この世界にわたし以外の誰も存在しなければ?
悩みなんてなくなるのでは、ということ。
もう、これに尽きます。
あれこれ書かれていますが、私はこの言葉が一番腑に落ちました。
だって、自分の悩みに置き換えて考えてみて下さい。
- 髪型や体型が気になる
- 顔が気に入らない
- 人前で喋るのは緊張する
- 他の人と比べて劣等感を感じる
もし世界に、自分しかいなかったら...。
極端な話、裸で外だって歩けるわけです。
誰もいないんだから気にする事なんてありません・・・ちょっと例えが悪いですね。
それじゃただの変質者だ。(^_^;)
顔や髪型、体型なんて見せる人がいなければ気にする必要なんてないですよね。
大声で叫んだっていいです。
誰も気にする人がいないんだから緊張する事なんてないでしょう。
歌が下手だろうが、大声で歌えるでしょう。
そもそも上手い下手と比べる相手も、聞いてる人もいないんですから。
何かを他人と競争して高めあう事は良い事だと思いますが、他人と比べて劣等感を感じる事もありますよね?
学生なら成績だったり、社会人なら収入だったり。
よく言いますけど、「他人は他人、自分は自分」。
悩むのは他人と比べるから起こる事なんですよね。
本来は、理想の自分と比較するべきで、他人じゃないんです。
そう考えると、全ての悩みは対人関係で、自分で悩みを意識的に作り出してしまっているんだと、認識させられます。
世界に人が自分しかいなかったら、その時やっと本当の自分がどんな人間でどうなりたいのか、見えるような気がしませんか?
なんで周りを気にする必要があるんですかね?
そんなに気にする必要なんてないんじゃないかな?と、私は心が軽くなりました。
タイトル「嫌われる勇気」という言葉は、相手に嫌われないようにと窮屈な生き方をしないで、"嫌われる勇気"を持ってありのままに生きた方が幸せになれるという事を表しています。
もちろん、悩みがハラスメントなど自分の考え方では変えられない場合、解決にはならないかもしれません。
しかし、自分の考え方で変えられる悩みも少なからずあるんではないでしょうか。
【まとめ】アドラー心理学の心が軽くなる考え方
アドラーの考え、「すべての悩みは、対人関係の悩みである」という対人関係論。
人は社会の中で生きているので、どうしても人と関わる事で悩みをかかえています。
このアドラーの考え方から私が言いたいのは、他人のことを気にして自ら悩みを作り出すことはない!ということ。
特に、身体的悩みや劣等感からくる悩みなどは、そう考えると心が軽くなりませんか。
もしかしたら間違った解釈かもしれませんが、私はそう感じました。
心理学は対立する考え方や、理解出来ない部分もあるかと思いますが、一つの参考になったり考え方の幅が広がるきっかけになります。
アドラー心理学に興味を持たれた方は、入門書的な書籍「嫌われる勇気」は読みやすくておすすめですよ。