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拗ねる子供の心理とは?親はどう対処するべきなのか。

拗ねる子供の心理

うちの子は8歳と5歳の二人姉妹。

 

最近、上の子が拗ねるようになりました。

 

拗ねるってどういう事かというと、突然前ブレもなく黙って口聞いてくれなくなり、ムスッといじけてしまいます。

 

いったい何故機嫌が悪くなったのかも分からず、けっこう厄介です。

そんな時、親としてどう対処したらよいのでしょうか。

この記事では、心理学からみた子供が拗ねる原因と、親の対処方について解説します。

 

先日の出来事

子供二人を連れて三人で公園に遊びに行った時の事。

 

私が先に下の子とラケットとボールで遊び始めました。

その間、お姉ちゃんの方はゴムボールで一人で遊んでいます。

 

その内、下の子は一人で砂遊びを始めたので、お姉ちゃんに「一緒にボールで遊ぼう」と声を掛け、始めたんですが・・

お姉ちゃん、なんだかつまらなそう。

 

顔がムスッとしています。

 

すると突然ボールを置き離れていってしまいました。

もちろん「どうしたの?」と声を掛けたんですが、無反応。

口を聞いてくれません。

 

ムスッといじけたままでしたが家に帰ると、お姉ちゃんは母親に泣きつきました。

 

お姉ちゃん「最初、妹がパパと二人で遊ぶの我慢したんだよ。でも、全然パパ遊んでくれなかった。(泣)」

 

(いや、始めは下の子と遊んでたけど、ちゃんとお姉ちゃんとも遊んだよ?遊ぼうとしたよ?)

と思ったんですが、遊ぶのが遅かったみたいです。

 

時すでに遅し(−_−;)

 

お姉ちゃんとしてはもっと自分を見て欲しい、構って欲しいという気持ちがあって、私がその期待に応えられてなかったんですね。

 

以前ならもっと口で主張してた気がするんですが、これはまずい傾向かと不安になりました。

 

では子供の拗ねる行動に対し、親はどう対処すればいいのか。心理学の観点から考えてみました。

子供が拗ねる心理

子供が拗ねる心理は、心理学の第一人者といわれるアドラーが説いた「問題行動の5段階」と、

人間心理学の生みの親といわれるマズローが説いた「5段階欲求説」から紐解くことが出来ます。

 

子供は「自分を見て」と考えています。

 

アドラーの「問題行動の5段階」とは

《問題行動の5段階とは》

第一段階「称賛の欲求」

周りから褒められたいと欲し、褒められることで優位に立とうとします。

褒められるために良いことをしているうちはいいのですが、これが満たされないと第二段階の行動に移ります。

 

第二段階「注目喚起」

褒められなくてもいいから、注目されることで特別になろうとします。

叱られてもいいから、自分に注目してもらおうと考えて行動します。拗ねたりいじけたり、 イタズラしたりする行動もこれにあたります。

 

第三段階「権力争い」

戦って勝利することで、力を見せ付け特権的な地位を得ようとします。

反抗的な態度、行動を取ったりして相手に抵抗します。

 

第四段階「復讐」

愛されないなら憎しみ復讐を持って、相手から注目を得ようとします。

相手の気を引くのに攻撃性を帯びてしまうと、この復讐という行動になってしまいます。

ストーカーがなんかがまさにこれですね。

 

第五段階「無能の証明」

全てがダメならもう何もしない。無能だと思われることで絶望から避けようとします。 

第一段階〜第四段階までの行動でうまくいかないと、無気力になり自分には何も出来ないと、自分からも逃げようとしてしまいます。

ここまでくるともう、カウンセリングが必要です。

問題行動は第一段階から順番にエスカレートしていき、段階が上がるほど修復は難しくなるといわれています。

この問題行動を起こす起因は、次に述べる「承認欲求」からきています。

 

子供が拗ねたりいじけたりする行動は、この第二段階「注目喚起」の状態です。

親に「こっちを見て」「私を構って」と気を引こうとしています。

 

 

《アドラー心理学を詳しく知りたい方はお読み下さい》

マズローの「5段階欲求説」とは

 

マズローの欲求の5段階

人間の欲求には5段階あり、ピラミッド式で土台となる下段の欲求が満たされると、段階的に上段の欲求を求めるという説です。

 

大まかに二つに分けて説明すると、一・二段階「物理的欲求」は本能である食欲・睡眠欲や、生命維持に関わる身の安全などの欲求。

これが満たされると上の三・四・五段「精神的欲求」である、社会での自分の存在価値や認められたい、夢や希望を叶えたいという欲求が出てきます。

 

詳しくは割愛しますが、子供が拗ねたりいじけたりする理由は四段目の「承認欲求」によるものと考えられます。

《承認欲求とは》

承認欲求は尊厳欲求とも言われ、「自分の事を認めて欲しい」「自分の事を褒めて欲しい」と誰かに認められたいという欲求の事です。

子供が拗ねたりいじけたりする行動の根底には、「親に自分を見て欲しい」「親に自分の事を褒めて欲しい」といった気持ちが存在するという事です。

 

《マズロー心理学を詳しく知りたい方はお読み下さい》 

拗ねている子供に対する対処法

ユーメッセージではなく、アイメッセージで声をかける

×ユーメッセージは、「あなた」が主語になる言い方で、相手を非難したり説教したりする言い方になりやすく、反発心を生みやすい。

例.「あなたは、何故仲良く遊べないの?」

 

○アイメッセージは、「わたし」が主語になる言い方で、自分の気持ちを伝え、相手の心を動かす言い方になります。

例.「私は、仲良く遊べると嬉しいな」

 

認められたいのに否定するような言われ方をしたら、子供も反発心を持ってますますいじけてしまいます。

アイメッセージで子供を責めず、自分の気持ちも聞いてもらえるような言い方をすると、逆に子供も親の気持ちを考えるようになります。

 

それには子供の気持ちを理解して、信頼される事が不可欠です。

 

 

アドラー流に言うと、キーワードは「共感と尊敬」です。

 

子供を下に見ないで、一人の人間として対等に接して下さい。

 

子供の立場になって考え、子供の気持ちに興味・関心を持って接すると、より信頼される関係を築く事が出来ます。

 

この辺の詳しい内容は、「幸せになる勇気」に書かれていますので、ご興味のある方は是非。

 

まとめ

子供はまだ生まれて数年、人生経験も未熟で物事を色んな角度でみる事が出来ません。

親は、何十年も人生経験があって物事の分別も付くようになっているので、なかなかその事に気付けません。

 

「親の心子知らず」と言いますが、「子の心親知らず」と言う言葉もあります。

 

妹がいたらお姉ちゃんが後回しで、お姉ちゃんが我慢するべき、なんて子供は思っていません。

親が思うように、子は思っていないという事を親も理解するべきなんですね。

 

子供が何故、拗ねたりいじけたりしたのか。

その理由を理解してあげて、親は子供の一番の理解者にならないといけない。

 

【拗ねる子供の心理】

 

・「注目喚起」(アドラーの「問題行動の5段階」より)

 褒められなくてもいいから注目して欲しい

 

・「承認欲求」(マズローの「5段階欲求説」より)

 自分の事を認めて欲しい、褒めて欲しい

 

子供の気持ちのぶつけどころがなくなって問題行動を起こすことにならないよう、親子の信頼関係を築く事が重要です。

 

POINT

「ユーメッセージ」ではなく「アイメッセージ」で

「共感と尊敬」の気持ちを持って接する

 

心理学や脳科学はすごく子育てに役立つと思います。お悩みの方は是非一度学んでみて下さい。

胸につかえていたものや、イライラが解消されますよ。