近年需要が高まっているドライブレコーダーですが、ネット通販なら1万~2万円くらいで十分高性能な製品が買えます。
更に、取り付けを自分で行えば工賃もかからないし購入してすぐに使えるので、ドライブレコーダーは車用品としては安価で費用対効果の高い商品だと思います。
「自分で取り付けなんて無理!」と思っている方も多いかもしれませんが、
今は YouTube や DIY 取り付け方法の記事がたくさんネットにアップされているので、意外と DIY で出来ちゃいます。
本来は技術を持った職人が行う事でも、インターネットが普及した今では個人で情報配信出来てしまうので、ある意味職人泣かせなのかもしれませんね...。
色々とセルフが増えて売上減ってそう。
本当に、特に車に詳しいわけでもないど素人の私でも出来たので、少しでもチャレンジする気があれば是非やってみてはと思います。
だいたい半日もあれば取り付け出来ますよ。
取り付け方法は車種や機種によって違うので、ここでは私のように車に詳しくない方がドライブレコーダーを DIY 取り付けする為の、作業のおおまかな流れと注意点をご紹介します。
初めからドライブレコーダーは取り付けてもらうものだと思っていた方に、自分で取り付けるという選択肢もあるんだと思って頂けたらと思います。
ドライブレコーダー DIY 取り付けの流れ
まず初めに、二つ調べましょう。
1.購入したいドライブレコーダーの機種
2.愛車のドライブレコーダー取り付け方法
まずはどんなドライブレコーダーを付けたいか?
基本的に電源さえ取れれば単独で動くものなので車種によって付けられる付けられないは無いかと思います。
前方・後方の2カメラにするのか、駐車監視がいるのかいらないのか、画質はどれくらいがいいのか、とかで決めていきます。
もちろん、予算もありますけど。
機種を決めたら、取り付ける車種の DIY 取り付け方法をネットで調べましょう。
購入してから取り付け方法が何処にも載ってない!とかだと自分で取り付け出来なくなっちゃうので、取り付け方法が分かってから購入した方が無難です。
工賃が掛かるかどうかで予算も変わってきますしね。
おすすめのドライブレコーダーは過去記事もあるので是非ご覧下さい。
愛車のドライブレコーダー取り付け方法をネットで調べる時は、
「○○(車種型式)+ドライブレコーダー+取り付け」とかで検索してみましょう。
例.セレナC27 ドライブレコーダー 取り付け
ドライブレコーダーの機種が決まって、取り付け方法が調べられたら、いよいよ DIY チャレンジです!
それでは、DIY 取り付け作業のおおまかな流れをご紹介します。
①取り付け位置を決める
・車検に通る位置にする事
・視界の邪魔にならない事
・ワイパーの可動範囲にする事
・操作しやすい位置にする事
特に車検に関わる、「フロント硝子の上部20%以内」とか「ルームミラーの裏側」といった保安基準があるので注意が必要です。
詳しくはドライブレコーダー取り付け位置 保安基準をご確認下さい。
心配な方は、お世話になっているディーラーさん等に確認してもらえばOK!
何故ワイパーの可動範囲かというと、雨や汚れで映像が見難くなってしまうからです。カメラの位置が出来るだけワイパー可動域に入るよう、実際の映像を見ながら調整してみて下さい。
あとは、設置した箇所でSDカードの取り外しやボタン操作に問題ないか確認し、支障がないか場所を選びましょう。
両面テープでがっちりくっつけた後では変更が難しいので、取り付け位置は十分に確認して、マスキングテープ等で貼り付け位置の目印を付けるのがおすすめ。
②配線を通す場所を決める
ドライブレコーダーから、電源を取る場所(シガーソケットやヒューズボックス)までの配線を通す場所を決めていきます。
たいていは窓枠のインパネを外して中に配線を通します。
インパネは基本的に車体にピンで止まっているだけなので、バコバコ外れます。
ネジ止めされている箇所があったり、外すとき勢い良く外れて車内に傷が付いたりする事があるので注意しましょう。
外し方はネットで確認し、余裕があれば外すインパネ周りをマスキングしておくと安心。
ちなみに私は、インパネをはめているピンが1~2本パキッと折れました。(悲)
幸いガタつく事はなかったので気にしない気にしない・・。
③電源を取る(ヒューズボックスから取るのが理想)
メーカー品のドライブレコーダーはたいていシガーソケットから電源を取れるように付属品が付いていますが、シガーソケットって1個口しかなかったりするのでドライブレコーダーで埋まってしまうのはなんか嫌じゃないですか?
配線が表にダラダラしてるのも嫌じゃないですか?
嫌じゃない方はもう簡単です。
電源コードをシガーソケットに挿入して完了。
しかし、ドライブレコーダーは常時使うものなので電源はシガーソケットではなくヒューズボックスから取った方が見栄えも良く邪魔になりません。
※ヒューズボックスから電源を取る場合、ヒューズ電源コネクターが必要
ヒューズ電源コネクターを購入する際は、車種により型が違うので注意して下さい。
おおまかに三種類(平型・ミニ平型・低背)に分かれるので、ご自身の車に合ったものを購入しましょう。
ヒューズ電源タイプ三種付属している下のような商品もあります。
私はコレを購入しました。
ヒューズボックスはパッと見何が何やら分かりませんが、これもネットで検索すれば大丈夫。親切な方が写真付きで解説してくれているので、何処にどうやって接続すればいいか分かります。
この辺いじると電気系統にちょっとだけ詳しくなり、自分で取り付けた達成感もあります。
駐車監視の為に停車中も電気供給する常時電源に繋ぐ事も出来ますが、バッテリー上がりや寿命を縮める可能性があるという事で、個人的にはACC電源(アクセサリー電源)に繋ぐのがおすすめです。
【まとめ】ドライブレコーダーは自分で取り付け可能!
私自身、初めてドライブレコーダーを DIY 取り付けしてみましたが、意外と出来ちゃうもんだなという感想。
もしご自身での取り付けが不安な場合は、ディーラーやカー用品店、整備工場などに持ち込みで取り付けしてもらう方法もありますが、当然費用がかかってきます。
取り付け工賃の相場は、1万円前後っぽいのでちょっと勿体ない・・。
車に詳しくなくても、今はネットで何でも情報が得られる時代!
様々な車種があるのでそれぞれ取り付け方が違いますが、みんカラというサイトに膨大な投稿情報があります。
私はドラレコ以外にも色々と参考にさせて頂きました。セレナ(愛車)の取り付け方法掲載してくれた方ありがとう! !
きっと愛車のドラレコ取り付け情報もネットで掲載されていると思うので、一度調べてみてはいかがでしょうか。