もう数年前から話題になっていますが、「IoT」ってご存知ですか?
最近ではCMでも流れているので耳にした事はあるんじゃないでしょうか。
今回、東京ビッグサイトで開催されている
「IoT/M2M展」に行ってきたので、かる〜くご紹介します。
IoTとは
Internet of Thingsインターネットオブシングス(モノのインターネット)の略で、モノをインターネットに繋ぐことを意味します。
モノをインターネットに繋ぐことで、離れたモノの状態を確認出来るようにしたり、離れたモノを操作出来るようにしたりします。
私達とIoTの関係
それでは、私達の身近でIoTと関係するものとはなんでしょうか。
「スマート家電」とか「IoT家電」とか言われているものがそうですね。
「OK!Google」でおなじみのGoogle Homeなんかは皆さんご存知かと。
各社が今力を入れているのがこのIoT化です。
今は照明やエアコンが外出先からスマホ一つで操作出来る時代。
更にAIも進んできていますが、感覚的にはまだ普及とまでは言えない状況ではないでしょうか。
まあ、今家電を買い換えるとしたら、スマート家電にしますけど。
エアコンとか外から操作出来るのはめっちゃ便利。
ちなみに、古いエアコンでもIoT化は可能です。
赤外線リモコンを使用出来るテレビや照明、エアコンであれば、専用の機器とアプリを使ってスマホで操作出来ます。
これがあれば外出先から帰る時にエアコンを付けて、帰ってきたら涼しい!暖かい!というのが可能になります。
エアコンの消し忘れなんかも外から消せるので安心ですね。
《旧式エアコンもIoT化出来るアイテムはこちら》
IoT家電にしたいけど買い換えるほどの余裕はない。
という方にオススメです。
企業でのIoT活用
今回の展示会見学の目的は、あくまで会社での導入を視野に入れた視察だったんですが、企業では今どのように活用されているのか。
IoTはモノの情報を収集したり、モノを操作したりする事ですから、今まで人の手を介していた事を自動的に行えるようにしたり、今まで見えていなかった情報を見える化したりといった使われ方をしています。
これにより生産性を上げたり、データ活用へ繋げる事を目的に、導入が進められています。
こういう時代の流れも、使えるか使えないかは別として知っておく必要があります。
気が付いたら「井の中の蛙」の如く、取り残されちゃうと会社は潰れてしまう可能性すらありますからね。
2019年第8回「IoT/M2M展」に行ってきました。
昨日は季節外れの雪が降るなど激寒でしたが、本日は晴天。
展示会日和です。^_^
ただ相変わらず風は強い!!
お昼頃からやってきました、東京ビッグサイト(国際展示場)。もう何度も来ているので見慣れてはいるのですが、広いです。
※場内撮影禁止だった為、具体的な製品紹介はありません。すいません役立たずで。
今回の展示会の概要をざっくり説明すると、各メーカーさんがIoT又はM2M関連の展示を行い、各企業の方々が見に行って導入の商談を行うというものです。
ちなみに、M2MっていうのはMachine to(2)Machineの略称で、機械と機械を通信して連携することです。
仕事柄この手の展示会には何度か来てますが、少しずつ変化や流行りがあります。
今の流行りはIoT +AIと、カメラと画像処理装置だった気がします。
あとは、定番ですがモノの見える化です。
IoT+AI
IoTとAIを組み合わせて、人の代わりをコンピュータにさせて自動化を図ります。
モノの情報を収集し更にAIで判断させて操作まで行うというもので、ここまで出来ると無人化も可能になります。
《AIとは》
人間が持っている、認識や推論などの能力をコンピューターでも可能にするための技術の総称。人工知能とも呼ぶ。引用元:コトバンク
カメラ+画像処理装置
カメラは、人の目の代わりをさせる事を主体にしてます。カメラに関しては部分的に人より優れていたり、劣っていたりするので使い勝手は良し悪しです。
高スピードや広範囲を認識するのはカメラの方が優れていますが(人には無理な次元もカメラは可能にします)、細かかったり角度によって見え方が変わるような微妙な部分は、まだまだ人の目の方が優れています。
これはAIに関しても言える事で、業務によってはAIで十分対応出来るものもあるでしょうし、AIではまだ無理ってものもあるので向き不向きがあります。
モノの見えるか
IoTにより収集したデータをインターネットに繋げ見える化又は可視化する事です。これまで人がその場に行って確認しなくてはいけなかったものが、離れた場所で確認出来るようになります。
モノの遠隔操作まで出来れば業務効率は格段に上がる可能性があります。
また、今まで見る事が困難で見えなかった情報も見える化する事で、データ活用など新たな切り口も生まれます。
細かい製品紹介を省くと、そういった展示内容でした。
IoTまとめ
数年前から急速な成長を見せるIoTですが、業務によってはまだまだ人の力に及ばない部分も多いです。
しかし職種によっては本当に人の代わりになるであろう製品も多々あるので、知らないままでは時代遅れとなり手遅れに、なんて可能性もあります。
企業にお勤めの方は時々最新情報のチェックをおススメします。