こんにちは。
9歳と5歳の娘を育てる父ひかるです。
前回、子供をGPSで見守る方法についてご紹介しました。
→【2019年版】GPS位置情報で子供を見守る方法3選! - ひか☆ログ
今回はその中の一つ、
グッドデザイン賞と全国子ども会連合会推奨商品にも認定されたTONEファミリー機能があるスマホ『TONEモバイル』に注目。
このTONEモバイル、子供用の見守りスマホに最適かと思いきや、ショップ店員から意外な意見もありました。

ひかーる

ショップ店員

ひかーる
というわけで、見守りスマホはTONEモバイルでいいのか?
保護者がiPhoneなら格安SIMのiPhoneがおススメの理由とは?
この二点について解説していきます。
・TONEモバイルとiPhoneの子供見守り機能について
・見守りスマホとしてTONEモバイルとiPhoneどちらがおすすめか?
- TONEモバイルとは
- 『TONEモバイル』の見守りスマホとして使える機能
- 『iPhone』の見守りスマホとして使える機能
- iPhoneなら他社格安SIMがおススメな理由
- 【まとめ】見守りスマホのおすすめ
TONEモバイルとは
TONEモバイルとは、レンタルショップとして有名なTUTAYA店舗やカメラのキタムラ店舗などで販売している格安スマホです。
ご覧の通り、コンセプトとしてお子様やシニアの方を対象に、費用は安く、操作はシンプルに、高品質なスマホの提供を目指しています。
回線はドコモ回線を利用しているので、全国ほぼどこでも繋がるので安心です。
選べるプランは、トーンモバイル専用端末か、お手持ちのiPhoneにiPhone専用TONE SIMを挿して利用するかの二択になっています。
・基本プランは月額1,000円(税抜)
・iPhone専用TONE SIMは月額1,500円(税抜)
・インターネット容量無制限
・利用料金でTポイントが貯まる
インターネット容量無制限というのが最大の魅力ですが、通常速度は中速500~600kbpsといわれています。
実測値では、下り100kbps〜10mbpsくらいまでバラツキがあるベストエフォート型です。
ベストエフォート型とは、
通信速度を速くするよう「最善の努力をします」という事で、速度の保証はされません。
動画視聴やアプリダウンロードなど一度にたくさん容量を使う場合は、Wi-Fi環境か高速チケットの購入が必要なので注意。
※午前1時〜午前6時までは通常速度でもダウンロード可能
契約は、基本プランに必要に応じて欲しいオプションを追加していきます。
主要オプション | 料金 |
TONE電話かけ放題 | 月額500円 |
SMSオプション | 月額100円 |
090音声オプション | 月額950円 |
TONEファミリー | 月額200円 ※保護者もトーンモバイルなら無料 |
あんしんインターネット | 月額100円 ※保護者もトーンモバイルなら無料 |
高速チケット | TONE端末:300円/1G TONE SIM:445円/1G |
Wi-Fiオプション | 月額362円 |
もし、現在使用している電話番号を引き継ぎたい場合(MNP)や、将来電話番号を引き継いで使用したいという場合は、「090音声オプション」が必要です。
《見守り用スマホとしてのプラン例》
・基本プラン:1,000円
・TONEファミリー:200円
・あんしんインターネット:100円
→月額1,300円
《大手キャリアなみに充実させたプラン例》
・基本プラン:1,000円
・090通話オプション:950円
・高速チケット:300円(1G)
・Wi-Fiオプション:362円
・TONEファミリー:200円
・あんしんインターネット:100円
→月額2,912円
ちなみに私のプラン例(笑)
普段は自分のサブ機としてデータ容量無制限でSNSやゲームなどで使用し、子供の外出時にだけ見守り用として渡すようにしています。
基本プラン+SMS+TONEファミリー=月額1,300円

ひかーる
『TONEモバイル』の見守りスマホとして使える機能
初めにご紹介した通り、トーンモバイルは小さなお子様やシニアの方にも安心して使えるスマートフォンを目指していて、見守り用のオプション機能であるTONEファミリーはグッドデザイン賞を受賞しています。
全国こども会連合会推奨商品にも選ばれているので、子供におススメのスマホというお墨付きです。
では、その機能をみていきましょう。
不適切なWebサイトをブロックする【あんしんインターネット】
- 不適切なサイトを閲覧出来ないようにしたい
- 教育に有害な情報から子供を守りたい
子供にスマートフォンを渡すのに抵抗のあるお父さんお母さんは多いかと思います。
その理由の一つは、不適切なWebサイトを閲覧してしまう危険性と教育上の悪影響ですよね。
あんしんインターネットオプションは子供の成長に合わせ、適切なサイトだけを閲覧出来るようにフィルタリングが設定されたウェブブラウザアプリです。
有害なウェブサイトから子供を守ります!
子供を見守る機能【TONEファミリー】
- 子供の居場所を確認したい
- アプリの利用状況を確認したい
- アプリのダウンロード、利用時間を制限したい
- 特定の場所ではスマホを利用させたくない
GPS位置情報で子供の居場所を確認したり、子供が特定の場所に着いたら通知を受ける事も出来ます。
スマートフォンを子供に渡すと、ゲームアプリで遊んでしまったり、有料アプリをダウンロードしてしまわないかと不安にもなりますが、TONEファミリーなら保護者の手で年齢に合せた制限をかけることが出来ます。
スマホでゲームのやり過ぎや動画の見過ぎなど、親が目を離すと心配な部分も管理出来て非常に便利!

ひかーる
『iPhone』の見守りスマホとして使える機能
ところがショップ店員さんのおすすめは、見守りスマホとして薦められているTONEモバイルではなくiPhoneでした。
果たして、見守りスマホになるiPhoneの機能とは?
実は、iPhoneに標準機能として備わっています!
- GPS位置情報を利用した居場所の確認
- ファミリー共有にしたアカウント端末の遠隔制御
子供の居場所をGPSで共有出来るアプリ【友達を探す】
こちらは保護者の方もiPhoneを使用している場合、使える機能です。
正確にはiPhoneやiPadなどのiOSデバイス用アプリになります。
iPhoneに標準機能として入っているので、iosのアカウントにファミリー共有の設定をするだけでアプリを開けば居場所が分かるようになります。
端末の設定で位置情報を共有する・しないの選択が出来るので、プライバシー保護のため共有しないという選択も出来ます。
iPhoneの制限・制御が出来る標準機能【スクリーンタイム】
2018年9月iOS12よりアップデートされたのがスクリーンタイムという新機能。
これが見守り用に優れた標準機能で、子供にiPhoneを持たせるなら必須級の機能といえます。
パパさんママさん必見です!
- アプリのインストール制限
- アプリ内課金の制限
- カテゴリ毎アプリ使用時間の制限
- iPhoneの休止時間の設定
- ストア内、Webコンテンツの閲覧制限
- iPhone使用時間の確認と遠隔制御
①休止時間の設定
②アプリ使用時間の制限
③アプリのインストール・アプリ内課金の制限
④ストアコンテンツ・Webコンテンツの閲覧制限
標準機能で結構細かく設定する事が出来ます。
TONEモバイルの「あんしんインターネット」と「TONEファミリー」を合せたような見守り機能...。
これ端末で設定出来るのはもちろんのこと、保護者もiPhoneなら保護者側のiPhone端末から遠隔で設定が出来ちゃいます。
しかも使用状況の確認まで可能!

ひかーる
標準機能でこれだけ制限出来るので、もしiPhoneをお子様に渡す際は是非設定してから渡すことをおすすめします。
iPhoneなら他社格安SIMがおススメな理由
TONEモバイルにもiPhone専用TONE SIMがありますが、他社格安SIMがおススメな理由はサービス内容の違いとコスト面にあります。
ここでは薦められたY!mobileを比較対象にみていきます。
『TONE SIM(for iPhone)』と『Y!mobile (iPhone選択)』を比較
前述したように、iPhoneには標準で見守り用として使える機能が備わっています。
では同じiPhoneを利用する場合、”TONE SIM”と”ワイモバイル”のサービスとコストの違いを見てみましょう。
※Y!mobileの標準に合せて比較しています
TONE SIM (for iPhone) |
Y!mobile (iPhone選択) |
|
電話番号 | 090音声通話オプション 月額950円 |
(070/080/090)電話番号 標準 |
SMS | 上記オプションに含む | 標準 |
通話料金 | 090音声通話時 18円/30秒 |
国内通話 10分以内:無料 10分超過:20円/30秒 |
データ通信 | 高速チケット 2G分890円(445円/1G) |
スマホプランS 高速データ容量3G 月額2,680円 |
通信速度 | 高速時:約4Mbps 通常時:約500kbps ※データ容量無制限 |
高速時:約5Mbps 低速時:約128kbps |
見守り機能 | TONEファミリー 月額200円 |
スクリーンタイム 標準 |
端末代金 | iPhoneを自己購入 | 月額割引あり |
利用料金 (端末代別) |
月額3,540円 |
月額2,680円 →新規6ヶ月間月額1,980円 |
契約解除金 | 最低利用期間2年 2年未満解約金:9,800円 ※2年以上は解約金なし |
縛りなし |
その他 特記事項 |
利用料金でTポイント0.5% | 各種キャンペーン割引あり Yahoo!ショッピング・LOHACOの買い物で Tポイント1%・PayPayボーナスライト4% |
(2019/11月更新)
TONE SIMの利用料金の方が割高になってしまいます。
Y!mobileは、最安プラン「スマホプランS」だと新規6ヶ月間は月額1,980円になったりお家割光セットで月額1,480円になったり、機種代金を月額割引きで支払ってくれるなど、キャンペーン割引きが豊富なのが特徴です。
その他、家族割りで二代目500円割引・おうち割り光セットがSプランで500円割引などご家庭の使用環境によっては月額利用料がお得になります。
TONE SIMの場合、手持ちにiPhoneがなかったら端末代の自己負担も大きいです。
《結論》iPhoneにするならTONE SIMよりY!mobileの方がお得。
電話番号の引継ぎを考えていて、更におうちでソフトバンク Air or 光を使用している方なら、iPhoneが実質タダ(旧機種の場合)でヤフーショッピングなどのポイントも5倍になるY!mobileは確かにおススメといえます。
【まとめ】見守りスマホのおすすめ
見守り機能に関しては、TONEモバイル・iPhone共に充実した機能がありました。
- 居場所確認
- スマホの利用時間制限
- アプリの使用時間制限
- Webコンテンツの閲覧制限 など
最低限の利用方法ならTONEモバイルは月額1,000円でデータ無制限と破格の安さがありますが、基本プランのままでは番号引継ぎが出来なかったり動画視聴に追加料金がかかるという事も分かりました。
コスパ的にはY!mobileのiPhoneも魅力がありますね。
最低利用料はTONEモバイルの方が安いけど、コスパはY!mobileの方が上です。
結局のところ見守りスマホとしてどちらが良いかは、利用方法によるという事になります。
・番号引継ぎはしない(←これ個人的には必須級条件)
・家にWi-Fi環境がある
・利用料は安く抑えたい
・見守りメインで使用
・子供にウェブ閲覧や動画視聴はさせたくない
・SNSや教育アプリ、ゲームアプリ等を使用
・動画視聴やウェブ閲覧はWi-Fi環境のみで良い
TONEモバイルについて詳しく知りたい方はこちら
・番号引継ぎはしたい
・保護者がiPhoneを使用
・通信は快適に使用したい
・見守り意外にも利用したい
・おサイフケータイ機能を使用したい
・Yahoo!ショッピングやLOHACOでよく買い物をする
Y!mobileについて詳しく知りたい方はこちら
どちらも見守りに適した機能と低価格である事は間違いないので、コスト面と利用方法に合せて選択されると良いかと思います。
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