子供やシニア向けにおすすめな見守り機能と、データ容量無制限で月額1,000円という格安スマホTONEモバイル!
その最新機種『 TONE e19 』を実際に使ったので、感想をレビューします!
【結論】
基本プランならコスパは良い!
使い方次第ではありますが、基本プランで使用する分にはコスパは素晴らしく良いです。
ただ、注意する点もいくつかあります。
あくまで個人的評価なので感じ方は人それぞれかと思いますが、私がメインで使用しているソフトバンク"iPhone8"と比較しながらお伝えします。
良いところ悪いところも含め、ご購入を検討されている方の参考になれば幸いです。
TONE e19の価格・スペック
2019年3月発売 19,800円
スペック | TONE e19 | iPhone8 |
OS | Andoroid 8.1 | iOS 11 |
液晶サイズ | 5.93インチ | 4.7インチ |
解像度 | 1512×720 アスペクト比 19:9 |
1334×750 アスペクト比 16:9 |
カメラ | 12MP(デュアルカメラ) 8MP(インカメラ) |
12MP 7MP(インカメラ) |
CPU | OCTACORE 1.8GHz | A11 Bionic 2.39GHz |
メモリ | 3GB | 2GB |
容量 | 32GB | 64GB |
電池 | 4000mAh | 1821mAh |
指紋センサー | ○ | ○ |
顔認証 | ○ | × |
参考価格 | 19,800円 | 68,000円 |
※iPhone8より優れている部分を青字で表記しています。
本体価格19,800円でこれだけの性能。
多少動作の不安定さは感じますが、他はiPhoneにも引けを取りません。(私はほぼ差を感じません)
しいて言えば、おサイフケータイ機能がないことくらいでしょうか。
それで価格はiPhone8の1/3以下なんだから、コスパは間違いなく良いです!
指紋認証が優秀
立ち上がりの速さは、iPhone8には及びませんが、背面の指紋認証に指を当てて持てばすぐに立ち上がります。
iPhone8はホームボタンを一度押しますが、TONE e19はボタンになっていないので当てるだけ。
このボタンを押す押さないの違いも、押さないで済むなら押さない方がいい。
まあ、それはたいした問題ではなく。
何より認証精度が優秀です!
今は各社指紋認証を導入していますが、中には認証精度が悪く立ち上げるのにイライラする機種も少なくありません。
e19は抜群に精度が良く認証がスムーズで驚きました。
ちなみに顔認証は、
指紋認証より安全性が低くなります
あなたに似た顔の人がスマホのロックを解除することができます
と書かれていたので使ってないです。 (笑)
どれだけ似てると開いちゃうのかは気になるとこですが・・。
動作は不安定な時がある
iphone8と比較してしまうと、多少動きにもっさり感があります。時々アプリの動きがかたまることもありましたね。
私は社用で富士通の arrows も使っているんですが、それも動作の不安定さを感じるので機種のせいではなく、Android だから?
という疑問は拭えません。
ちなみに回線は、ドコモの回線を利用しているのでほぼ何処でも繋ります。
今のところ繋がらないという場所はなく、不安は感じません。
容量32GBは心許ない
システムや初期アプリだけでストレージの40%位使われてしまうので、実質残り20GB弱。
少しアプリ追加しただけで、空きは半分くらいになってしまいます。
しかし、これはmicroSDカードを挿入する事で解決!
最大288GBまでアップデート可能です。
(microSDカード256GB挿入時)
写真や音楽、動画を保存したいとなると容量は多くないと不安ですよね。
microSDカードはネットで3,000円前後で購入出来るので、不安な方は同時に購入されると良いかと思います。
バッテリーが大容量
e19の特徴の一つは、電池容量が4000mAhと大容量なこと。
iPhone8のバッテリーが1821mAhなので、倍以上という大きさがお分かり頂けるかと思います。
ちなみに、フル充電で残り時間が約3日と表示されました。
別の日にまた確認したら6日と表示されていてびっくり!
期間と消費量から再計算してました。
デザインはiPhone X似
デザインは丸みがあり細長く、iPhone Xに似たデザインになっています。
パッと見高級感があります!
画面もiPhone X同様ノッチ付仕様。
このノッチ仕様は画面を大きくする効果があるんですが、邪魔だとか賛否両論あるようです。
インカメラがあるのでどうしてもこの形になってしまうんでしょうね。
私はノッチ付仕様のスマホは初ですが、時間・通知アイコン・Wi-Fi・アンテナ・バッテリーがうまくノッチに納まっていて特に支障なく感じます。
トーンモバイルTONE e19レビュー評価
それでは、実際にトーンモバイルの最新機種TONE e19を使ったレビュー評価をしたいと思います。
評価としては使い方次第で大きく分かれるので、次の二つの視点で評価します。
- 大人が使った場合
- 子供に持たせた場合(見守り用として)
1.大人が使った場合
満足度:★★★☆☆
使い方次第で、賛否両論!
トーンモバイルを大人が使った場合、正直通信速度に不満を感じることでしょう。
最大500kbps〜600kbpsと謳っていますが、実測値は全然違います。
日中は下り100kbps程度まで落ちる時間もあり、夜間は逆に10Mbpsくらいまで上がるという落差。
ベストエフォート型なのでその時出せる最善の速度になります。
使う人が多い昼間は遅くなり、夜間などは速くなるわけです。
だいたい通勤・通学時間帯から遅くなり、夕方帰宅時間帯を過ぎたあたりから速くなるイメージでした。
※場所や日によって変動します
はっきり言って安定感がない。
昼間ウェブ閲覧が満足に出来なかったのはちょっと誤算でした。
通常速度で普通に使える機能
・電話
IP電話、LINE電話ともに使い普通に会話出来ましたが、検証回数が少ないので未知数なところもあります。
・SNSアプリ
LINEとTwitterを使用してますが、テキスト中心のアプリでは問題なく使えます。
・ゲームアプリ(ゲームによります)
ポケモンGOやボードゲームは問題なく使えました!DQウォークもギガ不安なしで楽しめる!
容量の大きい読み込みが入るゲームや通信対戦系のゲームはかたまりました。
月額1,000円でこれだけ出来れば良いという人であれば、非常にリーズナブルに、高品質なスマホが使えます。
変な話、例えばポケGOの為にギガ数上げて1,000円以上払ってるなら、ほぼ同額で使い放題に出来ますよ、という話。^_^
高速チケットが1G300円と格安で効率的
この通信速度の問題を解決してくれるのが、高速チケット。
いわゆる追加データです。
オンラインゲームやウェブ閲覧、動画視聴もしたいという方は、高速チケットの購入も予算に入れる必要があります。
TONEモバイルは、その追加データ料金が安いんです!
各社1G 1,000円が相場のところ、TONEモバイルは1G 300円と格安で購入出来ます。
但し上限が月10GBまでで、31日の使用期限付。
しかも、マイプランという専用アプリで高速通信を使うアプリを設定出来ます。
必要なアプリにだけデータ消費するという、効率的な使い方が出来ます。
これは、便利!!
この機能を知ると、他社は無駄にギガ消費している感が否めない...。
全国150,000箇所以上の公共無線LANが利用出来るようになる、Wi-Fiオプションもあります。
月額362円
近くにWi-Fiスポットがあるという人にとっては、高速チケット不要で快適に利用出来ますね。
外で高速通信を多様したい方は、こちらも必要かと。
大人におすすめの使い方は
おすすめの使い方は、サブ機として基本プラン+SMSオプションの1,100円。
そこに高速チケットの1G 300円を購入し必要なアプリだけ設定しておきます。
昼間はSNSやゲーム、マップ利用などのアプリ専用機にして、必要に応じてウェブ閲覧など高速チケットのギガを消費すれば快適に使えます。
通信速度が上がる夜間なら通常速度で利用。
もちろんwifi環境なら動画視聴なども不自由なく使えます。
データ使用量無制限を活用し、メイン機のデータ使用量は最低限まで抑える事が出来ます。
実は、私の購入の決めてはコレ。
毎月のように1G1,000円のデータ追加をしていたので、1,000円で無制限なら憧れのサブ機買ってもいいじゃん!って(笑)
090音声通話オプションなどを付けてメイン機にしてしまうと、コスパが悪くなるのでおすすめしません。
2.子供に持たせた場合
満足度:★★★★☆
(親視点)
子供が使うのに通信速度の遅さも問題なし!
そもそも子供の見守りに持たせるのであれば、子供が自由にウェブ閲覧や動画視聴、ゲームを使い放題にはしたくないですよね。
その点、通信速度の遅さは強制的に使用出来ない状況に出来るので、メリットにすらなります。
は、言い過ぎか笑
子供にとっては不満があるかもしれませんが、保護者視点から見ればスマホ依存を防げるので良しです!
子供に安心して渡せるTONEファミリー機能
家にWi-Fi環境があれば、動画視聴・ゲームなどの各種アプリを使えるので、やり過ぎないようにTONEファミリーで制限をかけておきましょう。
子供の成長に合わせ制限やプライバシーを変更出来るので、初めてのスマホにおすすめです。
ホーム画面はランチャーを切り替えて簡単に子供用に変えられます!
TONEホームのランチャーには、他にも数種類用意されているのでお好みのデザインに変更・カスタマイズ出来ます。
優れた見守り機能
そしてグッドデザイン賞を受賞した見守り機能TONEファミリーは、保護者のスマホから遠隔で管理も出来て、通知機能などで子供を見守るのに優れた機能になっています。
【TONEファミリー機能】
・子供の居場所確認
・アプリ利用制限、管理
・スマホの利用時間制限、管理
・特定の場所で使用制限
・移動手段の変化を通知 など
GPSの精度は、今のところズレても2〜3mなので問題ありません。
TONE端末を持って車や電車に乗ると、保護者のスマホに通知が送られてきます。
何回か車移動で通知がこない事もあったので、100%ではなさそう。
気になったら居場所を検索して確認すれば問題ないかな。
子供には少し大きいサイズ
満足度を下げる点としては、スマホの大きさが気になりました。
サイズ:約73.1(幅)×153.6(高さ)×8.9(奥行き)mm
全世代向けに1機種しかない為か、子供には大きいサイズで携帯性と使い易さが若干マイナス点かと。
しかしこれも、子供が中学生前後であれば問題ないですし、動画視聴などは大きい方が良かったりするので、良し悪しです。
【まとめ】TONEモバイルe19レビュー評価
まず、専用端末のe19の性能はとても19,800円とは思えないほど高品質でした。
機種に関しては非常に満足!
月額1,000円でギガ不安なし!(データ無制限)というのは、非常に魅力ある特徴の一つですが、通信速度が思った以上に悪かったので、大人が使用するには不満を感じるかと思います。
もっとはっきり言うと、大人が普段使いするのには向いていません。
ポケットWi-Fi持ってるとか、動画やWebはあまり見ないとかであれば全然問題ないです。
やはり見守りが売りなだけあって子供向きかと。
基本プランの月額1,000円+αで使用すればコスパは良いです!
機種は19,800円と安く、基本プランはずーっと月額1,000円!
シンプルな分、機能はみんなオプション扱いです。
必要なものだけをカスタマイズして追加していけるのは良いですが、便利さを考えついついオプションを付けすぎるとあっという間に2,000円超えてきます。
オプションの選択はよ~く考え、付け過ぎないように注意して下さい。
通信速度は時間により超低速にもなりますが、Wi-Fi環境では不自由なく使えますし、子供の見守り用としては十分使えます。
個人的には、アプリダウンロードの二段階認証用にSMSオプションは付けた方が良いので、TONEファミリーと合せ最低月額1,300円。
この価格でこれだけ高品質のスマホが使えるのであれば申し分ないです。
※注意点として、基本プランのままだとIP電話になるので090などの番号引継ぎは出来ないこと。
オプションで追加出来ますが、番号引継ぎなどしたいのであればY!mobile
の方をおすすめします。
TONEモバイルの申し込み方法
TONEモバイルは、TSUTAYA・カメラのキタムラの一部店舗でお申込み出来ますが、ウェブから簡単に申し込み出来て、自宅に端末が届きます。
Web申し込みはとっても簡単!
ショップで待つ必要もなく、店員さんにあれよこれよとオプションを付けられたりする心配もなく、ゆっくりご自分に合ったプランを選択して注文出来ます。
後からオプション変更も出来ますが、「090音声オプション」「SMSオプション」はSIM交換が必要がになるので注意が必要です。
【新規お申し込み時必要なもの】
- お支払い用のクレジットカード
- 有効なメールアドレス(Gmailなどで可)
- MNP予約番号(他社からの乗り換えの場合のみ)
- Tカード(後から登録も可能です)
お受け取り時は、本人確認書類をご用意下さい。
お申し込みはTONE専用端末 or iPhoneの二択のみ。
2020年TONE専用の最新端末はTONE e20(19,800円)です。
TONE e19 より更に高スペックになり、価格は据え置きなので購入されるなら e20 の方がおすすめです。
機種代は一括~最大24回までの分割払いに出来ます。
私は関東在住ですが、佐賀県から送られて申し込みから3日で届きました。
端末が届いたら、電源を入れてWi-Fi設定・googleアカウント・パスワード設定などの初期設定をするだけで、すぐに使用出来ます。
使い方や設定方法は公式サイト(サポート→マニュアル)に載っているので安心!
格安でもサポートが充実しているのもTONEモバイルの売りです。
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