私は、今回海外出張で行ったベトナムが初の海外になります。
日本からベトナムまで6時間のフライト。
エコノミークラスの6時間って、しんどいですね...深夜便で殆ど寝れず疲れました。
ベトナムに着いたらさっそく入国手続きするんですが、・・空港職員のまあ素っ気ないこと。
無言・無表情で処理していく姿に、日本とは違うなぁ...と感じたりしたんですが・・・。
こんなのは些細な事でした。
というのも、空港からホテルへ向かうタクシーでベトナムの交通事情にカルチャーショックを受けます!
バイクがやたら多い!!
まさに、バイク天国。
しかも、道路はめっちゃカオス!!
今回はベトナムの交通事情と、日本人が注意すべき点について紹介します。
ベトナムの交通事情
ベトナムの交通手段は、バス・車・バイクがメインです。
中でも通勤・通学などでは、渋滞する事もありバイクを利用する人が大半を占めています。
ただ、
ホーチミンとハノイの二大都市では地下鉄を整備中で、近々開通するようです!
この地下鉄が開通すれば、ベトナムの交通事情も大きく変わる事でしょう。
現地のベトナム人に聞くと、女性はバイクに乗るのが怖かったり日焼けを気にするので、地下鉄には期待を寄せているそう。
確かに暑い中、長袖で日焼け対策をしている女性が多かった。
当たり前のように運転してますが、やっぱり運転はストレスになってるんですね...。
ベトナムの交通ルールは、日本と違います!
日本の交通ルールが通用すると思っちゃいけません。
まず優先順位が違います。
日本なら、第1優先は人ですよね。
人が道を渡ろうとしていたら、車が止まってあげるくらい。
ところがベトナムの優先順位は、
車 > バイク > 人
車の合間をバイクが走り、バイクの合間を人が歩くといった感じです。
バイクの人達も、人が来たら止まるのではなく、避ける。(笑)
横断歩道でも油断しないで下さい、ひかれますから!
信号が少ない
交差点やT字路はいたるところにありますが、信号の数は日本に比べ極端に少ないです。
交差点を行き交う車やバイクは、お互いに突っ込んでいきます。
・・が、不思議な事にほとんどぶつからずに流れて行くんですよ。
まるで、東京駅構内を行き交う人々のよう。
ほんとにカオスです。(笑)
これが道路の車やバイクで行われてるんですよ!
ある意味、運転が上手いというか特殊な技術を持ってます。
人も、道を渡りたければ適当なタイミングで渡るしかありません。
道の渡り方
①車が途切れたとこを狙いましょう!
②バイクが少ないタイミングを狙って、ゆっくり歩いて渡ります。
バイクの動きを気にしつつ、ゆっくりです。
急ぎ足で動いてしまうとバイクが避けづらくなってしまうので、バイクの人が予測出来るスピードで、注意して渡りましょう。
バイクもぶつかりたくはないので、上手いことかわしてくれます。
赤信号でも右折可能
ベトナムでは赤信号でも右折可のところがあります。
右折専用レーンや右折を認める標識などで可能なようですが、正直言って分かりません。
赤信号で止まったと思ったら、バイクが右折してくるかもしれないので気をつけましょう。
クラクション鳴りまくり
街を歩いていれば、いたるところでクラクションの音を聞く事でしょう。
プップー!
プップップー!
車もバイクも縦横無尽に走っているので、
ここにいるよ!(ぶつからないでね)
みたいな感覚でクラクションを鳴らします。
日本だとクラクション鳴らされるとイラッとしたり、させたりするかなぁと鳴らすのも躊躇したりしますよね。
危ない時はもちろん鳴らすべきなんですが、基本的に使う事はありません。
ベトナムでは鳴らすの当たり前。
交差点に入る時や、横を通り過ぎる時など、鳴らす事で事故を防いでるんでしょうね。
これだけ鳴ってるといささか慣れます。
ベトナム散策で日本人はココに気をつけよう
ベトナムの交通事情が分かったところで、ベトナムの散策ではちょっと気をつけるべき点がいくつかあります。
日本人渡航者は特に注意したほうがよさそうです。
バイクのひったくりに注意
歩道でのスマホ使用は要注意!
ベトナムのホーチミンシティなど、大都市では現地の人は殆ど歩いていません。
観光客などの外国人か、商売人くらいでしょうか。
基本的にはベトナム人は親切だし親日家が多いのですが、中にはひったくりをする人もいるようで、携帯(スマホ)のひったくりが多いようです。
歩道で腕を伸ばしスマホで撮影。
日本ならどこでも見かける光景ですが、ベトナムでは要注意です!
バイクで後ろからひったくられる危険があります。
特に iPhone は人気が高く、狙われやすいと言われています。
歩道でスマホを使う際は周囲に気をつけ、なるべく身体に寄せて使うようにしましょう。
日本語で話しかけられたら注意
日本語で話しかけてくるバイクタクシーには注意!
こちらを日本人とみるや、日本語で気さくに話しかけてくるバイクタクシーの人がいます。
私もホーチミンを散策中声を掛けられました。
日本語につい気を許してしまうと、ボッタクリに会う可能性もあるので気をつけましょう。
もちろん、ただの親切心や誠実な人もいるかもしれませんが、分かりません。
他にも売り込みで声を掛けてくる人がチラホラいますが、不要なら断るのが無難です。
物価の違いもあり、日本人は金持ちだと思われているので、ボラレやすいようです。
【まとめ】ホーチミンシティの交通事情と注意点
ベトナムはホーチミンシティに着いて初めて感じたのは、バイクの多さでした。
電車がない為に交通手段としてバイクを利用している人が多く、道路はカオス状態。
そんなバイク天国ベトナムで、日本人渡航者は以下の点に気をつけましょう。
- 道の主役はバイク!人優先ではないから注意
- 日本の交通ルールと違い、赤信号でも右折車の可能性あり
- 信号が少ないから、道はゆっくり渡りましょう
- スマホを使う時は、バイクのひったくりに注意
- 日本語で話しかけてくるベトナム人には注意
道路はカオス状態ですが、意外と事故も少なそうで思ったほど危険はないのかもしれません。
しかし、日本の感覚で歩いていると思わぬ事故に遭いかねませんので、多少なりともベトナムの交通事情を把握してから散策する事をおすすめします。
これからベトナムへ行かれる方の参考になれば幸いです。
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