ひか☆ログ

ひかりある未来へ。生活をちょっと豊かにする『雑記ブログ』

経営者が変わらなければ、働き方改革は実現しない。

社会人

こんにちは、ひかるです。

 

若干センセーショナルなタイトルになってしまいましたが、内容はただの愚痴です。(笑)

※書かれている内容は一部偏見も含みますのでご了承下さい。

 

私も今は会社で働くサラリーマンです。

ですが、人生の大半を過す今の職場は決して居心地のいい場所ではなく、早く脱サラしたいと考えています。

 

 

 

日本人の働き方について

日本人は国民性からして勤勉な人が多く、会社のために働き残業も当たり前という風習が根強く残っています。

昨年発表された世界19ヶ国の有給取得率調査でも、日本は三年連続で最下位という結果が出ています。

 

有給取得率調査

有給取得率 出典:エクスペディア(https://welove.expedia.co.jp/press/40915/

 

理由は「有給取得に罪悪感を感じる」という意見が最多で、人手不足が原因のようです。

 

人手不足だから罪悪感を感じて有給取れないって、もう社畜の考えだよね。

社畜(しゃちく)とは、主に日本で、社員として勤めている会社に飼い慣らされてしまい自分の意思と良心を放棄し奴隷(家畜)と化した賃金労働者の状態を揶揄したものである。「 会社+家畜」から来た造語かつ俗語で、「会社人間」や「企業戦士」などよりも、外部から馬鹿にされる意味合いを持つ。 引用元:Wikipedia

 

本質的には取れないんじゃなくて、取らない人が多いという精神的呪縛な感じがします。

 

この罪悪感は、自分が休む事によって誰かに皺寄せがいくのを悪いと思う気持ちだと推測します。

 

それは立派な考えとは思います。

 

しかし、誰かが皺寄せされなくてはいけない体質をよしとしている企業が悪いわけで、なんとか仕事を回そうとする労働者の考え方がすでに社畜なのだと感じます。

 

日本は戦後の高度経済成長期に働けば働く程会社は成長し、給料も上がっていく時期がありました。

今の経営者層(年配経営者に限りますが)はその時代を継承しています。

たくさん働くのが当たり前。会社のために尽くすのが当たり前な人が多く、残業するのが偉いという思考すらあるのです。

残業して会社に尽くさなければ出世出来ず、仕事の出来は二の次と考える経営者も多いです。

 

 

その結果、残業だけで仕事が出来ない人が上司になり、仕事が出来て定時で帰っていた人はモチベーションが下がるという事態も往々にして起こります。

 

これでは生産性が上がるわけもありません。

 

・出来ない上司が質の悪い教育を行う

・出来る人はやる気が落ち、仕事をしなくなります

・残業が評価になるならと、無駄に残業する人が増えます

・定時で帰るのが悪という風潮が生まれ、残業する人が増えます

 ↓(結果)

・会社の利益は悪化する一方で、人は雇えず少人数で残業するという悪循環。

 

今は、働いても働いても見返りが少ない。 

昔とは時代が違うのです。

経営者は気付いていても理解出来ていないように思います。

働けば返ってくるという経験からの呪縛が解けないのかもしれません。

 

実際私の会社でもそうですが、周りが残業していると帰り難い風潮があり無駄に残っている人達もいます。

定時になっても帰ろうとするのは、パートさんくらいです。

 

(お前ぜったい仕事ないだろ。なんで帰らないの?)

といった感じです。

 

本来、仕事が出来る人が効率よく仕事し、残業が悪と捉えれば残業時間も減り利益も出ると思うんですが・・・。

モチベーションは下がる一方です。

 

(すみません、一企業のお話です)

 

そんな中、政府が発表した「働き方改革」ですが、果たして効果は出るんでしょうか。

 

「働き方改革」は法律の話になってくるので、使用者側は把握する必要があります。

しかし労働者側はを耳にはするけど、内容を把握している方は少ないんじゃないでしょうか。

 

働き方改革

働くサラリーマン

働き方改革は、日本企業の悪しき労働環境を改善しようという取り組みです。

「働き方改革関連法」という法改正が2019年4月より順次施行され、企業側は法に則らなければ罰則が発生します。

働き方改革の目的  

我が国は、「少子高齢化に伴う生産年齢人口の減少」「育児や介護との両立など、働く方のニーズの多様化」などの状況に直面しています。
こうした中、投資やイノベーションによる生産性向上とともに、就業機会の拡大や意欲・能力を存分に発揮できる環境を作ることが重要な課題になっています。

「働き方改革」は、この課題の解決のため、働く方の置かれた個々の事情に応じ、多様な働き方を選択できる社会を実現し、働く方一人ひとりがより良い将来の展望を持てるようにすることを目指しています。

引用元:厚生労働省

人は生きて行く為に働きますが、働き過ぎで過労死、働き過ぎで自殺という悲しくも本末転倒な人生になる方達もいます。

 

今の労働環境には大きな問題があるという事です。

 

働き方改革はその悪しき労働環境を改善し、働く人がより良い将来を築けるようにする事を目的としています。

目指すものは大変素晴らしいことです! 

働き方改革関連法 (抜粋)

下記法律の改正を総称して「働き方改革関連法」と呼んでいます。

・労働基準法改正

・労働安全衛生法改正

・パートタイム労働法改正

・労働契約法改正

・労働者派遣法改正

ここでは労働時間に関わる部分を抜粋してご紹介します。

そして私の勤務先の対応方法と所感です。

 

(1)時間外労働の上限規制

時間外労働の上限が月45時間・年360時間となる。

臨時的な特別の事情があって労使が合意する場合でも、月100時間・年720時間、連続する2ヶ月、3ヶ月、4ヶ月、5ヶ月、6ヶ月全ての平均が80時間以内とする事。

月45時間以上は年6回まで。

→まだまだ長い印象。特別な事情で倍にまで上限規制を増やせてしまったら、暫くは減らない企業もあるのではないでしょうか。

いきなり減らされても企業側も困るでしょうから、仕方ないですかね。

 

私の会社では40時間がみなし残業代として給与に含まれている為、40時間を超えてようやく残業代が貰える!ってとこで残業を抑えられてしまうという、最悪のパターンになっています。

段階的に減っていくことを望みます。

 

(2)有給休暇を年5日は取らせる事

年10日間以上の有給取得者を対象に、5日は取得させる義務が発生します。

→これはいいです!今まで1日も有給取らなくてもいいよ的なオーラを出されていたところ、義務として「有給取りなさい」と企業側から言うようになったのは大きな変化です。

せっかく貰ったのに消化し切れない有給が、少しでも使えるのは良い事。

取り難さは相変わらずですが、それでも以前に比べれば取りやすくなりました。

 

(3)労働時間の把握義務

使用者は労働者の労働時間を把握する義務が発生します。

→私の会社では、残業時間を社員全員の共有ファイルに各々書き込む方法を始めました。

個人の残業時間が皆の晒しものになっています。

総務で確認出来るはずなのに、わざわざ記入させ晒し者にする意図が分かりません。

残業する事が美徳的な雰囲気がすごくある中、私は少ない方なので白い目で見られている気がする。

実際、皮肉のように「いつも早く帰ってんじゃん」とか「早く帰れていいね」みたいな事を言われます。

気にしないけど( ̄∀ ̄)

 

働き方改革と逆行し、残業を競わせているようにしか見えない会社のやり方が腹立たしいです。

 

(4)フレックスタイム制の見直し

フレックスタイム制の清算期間を1ヶ月→3ヶ月まで延長。

→私の会社は導入していないですが、フレックスタイム制に関してはすごくいい制度だと思います。

仕事には波があり、忙しい時期とそうでもない時期でコントロール出来れば働きやすいでしょう。期間なんか決めず常に出来ればなお良い気がします。

 

(5)勤務間インターバル制度の普及促進

勤務終了時刻から次の勤務開始時間まで、疲労回復のため一定時間の休息を確保するよう努めなければならない。 

→努力義務なので、あまり対策はされない気もしますが大事な事。一日のうち殆どを会社で過ごすので、帰ってきてすぐまた会社に行くと昨日の続きのように仕事が始まってしまいます。

それこそ仕事する為に生きているような感覚に陥ってしまい、危ういです。  

 

経営者の考えあるある7選!

ここからは私の勤務先経営者のお話。

結構あるあるじゃないでしょうか。

1.過去の武勇伝を語り、働き方改革をおかしいと考えている

昔はがむしゃらに働いて、会社は成長していったんでしょう。

社長はよく自分の昔話をします。

「朝から晩まで一人でこれだけ仕事してきたんだ。」

「時には家の事より仕事を優先して働いてきた。」

「ダメとは言わないけど、子供の行事に父親が休みとるなんて無かったけどなぁ」

などなど。

 

ご自身は働くのが当たり前の人生を送ってきたんでしょう。経営者と従業員ではまた立場も違いますが、自分を基準に物事を考えているんだなぁと感じます。

だから働き方改革についても自分の考えに合わず、批判的な意見が出てきます。

「中小企業は人数少ないんだから、いる人が働いてもらわないと困るんだよ」

 

・・・働かされそうです。

 

2.利益を出すため、いかに安く従業員を働かせるか考えている

従業員の給料は経営者が握っています。中小企業は尚更、総務や人事ではなく経営者のさじ加減が入ってきます。

足元を見てるというか、この位なら辞めないだろうなという位の評価・給料設定を行い、その人の成果・功績は二の次です。

どんなに頑張っても、評価は口だけで給与には反映しません。

それでいて成果重視を謳って目標を持たせるのだから、うまいというかずるいというか。

 

3.法律に引っかからないギリギリまでは働かせたいと考えている

まだマシと言えばマシなのですが、36協定を気にして残業時間ギリギリまではOKで、超えるなという部分では徹底しています。

ですが、ギリギリまではOKという考え方なのです。

「ライフワークバランス」だの「残業を減らそう」だのと口では言っていますが、頭の中では残業してでも会社に尽くすのが正しい行動と考えているので、一行に残業減らす努力などしません。

それでいて「45時間超えないように」とだけ釘を指すのです。

法に触れず働けるだけ働けってことだよね。

 

4.残業面だけで、今いる従業員のバランスを取ろうとする

仕事出来る人は仕事が早い為、そもそも他より仕事量が多いのですが、それでも仕事出来ない人より残業が少ないわけです。

しかし、会社は残業時間でしか見ずに残業少ないから更に仕事を増やそうとします。

給料変わらずに出来る人に仕事が集まるって、理不尽極まりないですよね。

社長曰く「出来る人に仕事が集まるのは当たり前、出来る人にはやってもらわないと困る」

だそうです。

ならきちんと給料に差を付ければいいのに・・。

 

残業少ない人にもっと仕事やってもらえれば、人増やさずに仕事出来るよねってやり方。

経営者が利益を考えたらそうなるのかもしれませんね。

 

うちの会社では、そのギャップが広がると出来る人は退職していきます。

 

5.仕事の出来る人ではなく、社畜を出世させる

仕事出来る人って、会社のやり方に不満を感じるようになるので何かと反発し始めます。

すると周りは少なからず影響を受けるので、会社としては邪魔になるんでしょうね。

うちの会社にも仕事が出来て正論で会社に立ち向かう勇者がいたんですが、干された(部署異動)あげく辞めていきました。

その後、社長はその人の事を「腐ったみかん」呼ばわりし、排除の理由を語っていました。

(・・最低だな。)

 

しかし、経営者としては会社に従順な人が一番で、反発する人が周りに影響を与えてしまうのは困るのでしょうね。

結局は身を犠牲にして会社の為に働く、社畜な人が出世していきます。

 

6.グレーな部分はグレーのまま、見て見ぬフリをする

隠れ残業

ある意味一番悪なのはこの考えだと思います。

社畜な従業員がいかに残業していようが、隠れ残業していようが、見て見ぬ振り。

まあ、私から見たら働く方も悪いというか、何故そこまで会社に尽くすのか理解し難いところもありますが。

 

そんな人がいるから会社もいいように利用するんだろうなと思います。

そしてそんな人が上司となり部下に同じ行動を求めるのです。

 

ある日、有給を取ろうと上司に話すと。

上司「仕事大丈夫なの?」

上司「(休み中)何かあったら連絡取れる?」

私「はぁ、大丈夫かどうか分かりませんが、連絡は取れます。」

私(休みなんだから、いる人間でなんとかしろよ。連絡されたらもうそれは休みじゃなくなるじゃん。)

 

(お前が社蓄になるのは勝手だが、人に強要するな!って思います。)

 

これは、決して経営者の指示ではなく社蓄な人が勝手に仕事をしているに過ぎないんですが、こうして仕事が回っていきます。

 

従業員が勝手に仕事しているわけだから、経営者としては願ったり叶ったりでしょう。

経営者は本当の勤務実態は把握しようとせず、表向きな管理しかしません。

隠れて残業したり、仕事してくれる事は良しと考えているのだと思います。

 

7.有給取っていいと言いながら、取りづらい環境は変えようとしない

私の勤務先も有給取得率は低いと思われます。入社当初から周りが取らないから自分も取り辛い、という社風がありました。

働き始めると全うな人なら責任感から更に休み辛さを感じ始めるのですが、環境的には決して休めない状況ではありません。

自然と、有給は取れるけど取らないという人が殆どになっています。

 

役職の上な人ほど社蓄な人が多いので、上司が有給取らないと部下も取り辛いでしょう。

そんな空気を読まない私は有給取るのですが、

また「いいね、お休み取れて」みたいな皮肉があります。

(だったら取ればいいじゃん)

  

まとめ

ほぼ愚痴だったので思いがけず長くなってしまいました。(笑)

ここまで読んで頂いた方、お付き合い頂きありがとうございます。

 

会社のトップである経営者の思想が従業員の事を考え働き方について考えなおさなければ、働き方改革の本来の目的は実現しないだろうと思います。

 

人は何の為に働くのか?

それをよく考えてみて欲しいです。

 

(仕事が生きがいな人は別として)

生きる為、生活を豊かにする為、プライベートを充実させる為ではないでしょうか?

 

「自分の為に働くのであって、会社の為に働くのではない」と私は考えます。

 

経営者は、会社の為に働いて欲しいと思うかもしれませんが、従業員を洗脳して人の人生を潰すような事はしないで欲しいものです。

 

働き方改革をきっかけに、皆が幸せな人生を送れるよう、変わる事を切に願います。